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ビジネス系YouTuberを始める際に気を付けるべき6つのポイント
はじめに
拡大する動画市場。その中でもYouTubeというメディアはいうまでもなく大きなパイを占め、人々の生活に非常になじみがあるといえます。 そのような世界中のさまざまな人に情報を伝える機会を無料で得ることができるYouTube。 せっかくなので、始める前にしっかりとした知識をつけ、チャンネルを開設しませんか? 今回はこれからビジネス系YouTubeを始める方へ、スキルや知識は持っているけどどうしたらチャンネルが伸びるのか、など始める際に気を付けるべきポイントについて書いていきます。
YouTubeを始めるべき理由
まずはYouTubeを始める際に気を付けるべきポイントを解説する前に、なぜYouTubeを始めるべきなのかについて説明します。
YouTube利用者数の多さ
YouTubeは今や世界中多くの人に使われる動画視聴サイトです。 Googleの発表では、日本において2020年9月時点で月間アクティブユーザー数は6500万人を突破しており、人口の半分以上がYouTubeを見ていることになります。(Google,2020年12月) このようにYouTubeは人々の生活に非常になじみがあり、多くの人々に自身の持つ情報を伝える機会を与えてくれます。 【出典】Google「月間 6,500 万ユーザーを超えた YouTube、2020 年の国内利用実態──テレビでの利用も 2 倍に」
5Gの普及
続いて今後さらにYouTube利用が増えるのではないかという予測について通信面の点から説明します。 IDCの予測では、2025年には5G対応スマホ使用者が全体の69%になるといわれています。 5Gが普及することにより、通信速度が向上し動画の読み込み/ダウンロードの速度が向上し、今まで以上にYouTubeを見る機会が増えることが見込まれます。
ユーザーとの距離
YouTubeにはご存じの通りいいねやコメントの機能、さらにはアナリティクスで視聴の伸びや視聴維持率などが分かります。 テレビやラジオなどと比べてすぐに視聴者の反応が数字で表れるため、どこを直せばいいのか、どこを継続すればいいのかがオンタイムで分かり、その後の修正がしやすくなります。
説明のしやすさ
文字や音声だけでは伝えきれないことや伝えるのに時間がかかることがあります。 一方動画では一度に伝えることのできる情報量が多く、おおよそ1分の動画でWebページ3600ページ分の情報量を入れ込むことができると言われています。 そのため何かメッセージを伝えるとなった際、視覚と聴覚に同時に訴えかける動画が最も効率的なのです。
学習に費やす時間が増加したこと
そして最も大事な事が、多くの人が仕事に関連した知識やスキルに費やす時間が増えたことです。AdverTimesのwithコロナ「仕事に関連した知識やスキルの学習」に関する調査では、約7割の人がコロナ禍における「仕事に関連した知識やスキル」の学習時間が増えたと答えているのです。
【出典】AdverTimes「withコロナ『仕事に関連した知識やスキルの学習』に関する調査」
ビジネス系YouTubeを始める際に気を付けるべきポイント
ここまででなぜYouTubeを始めるべきかお伝えしたところで、実際にYouTubeを始める際に気を付けるべきポイントの解説をしていきます。
継続
動画を出すことは最も大事な事のひとつです。動画を継続して出すことのメリットは、「安定的な集客」と「改善のしやすさ」です。 「安定的な集客」とは安定した投稿により、視聴者がチャンネル登録をし、視聴を習慣化さしてくれている状態です。よくYouTuberが毎日投稿など投稿する日を固定しているのはこのためです。 また、「改善のしやすさ」とは多く動画を出すことで何が高評価で何が低評価なのかが分かり、サムネイルが原因なのか動画内容が原因なのか、など改善しやすいということです。
一貫したコンセプト
発信する動画のコンセプトを一貫させることは、チャンネル登録者数を増やすために欠かせません。コンセプトを一貫させることで、安定したユーザー層の流入が見込めます。 一方でコンセプトが一貫していないチャンネルは、ユーザーの流入が不安定といえます。 例えば日によって経営のことや、不動産のことなど発信する内容が異なると、視聴者からすると期待する投稿が発信されないのではと、離れてしまう可能性があるからです。
コンテンツ内容
有名人ではない限り、YouTubeを始めたころに登録者が少ないのは必然。 ではその中でいかに視聴回数を増やすかは、どれだけ人々が視聴する動画の関連動画としてのるかが大事です。 視聴者には、ホーム画面上と、動画視聴中に表示される 「次の動画」で、おすすめの動画が表示されます。おすすめの動画は、過去にその視聴者がどのような動画を見てきたのかによって表示は構成されます。 【出典】YouTube Creator Academy「チャンネルを発見しやすくする」 そのためコンテンツ内容に関しては、YouTuberが今では多くいるからと言って、競合が少ない分野で動画投稿をするとおすすめに乗る機会が減ってしまいます。 需要のある分野で、自分の個性を出すことが大事だといえます。
視聴維持率をあげる編集
つづいて視聴維持率を上げる編集についてですが、視聴維持率が高い動画はGoogleから優良な動画と認識され、おすすめ欄や関連動画として視聴者に表示されやすくなるため、意識すべき大事なことといえます。 具体的にどうすればよいのかというと「視聴のしやすさを意識すること」があげられます。 視聴のしやすさとは、視聴者が気になる本題に早めに入ることや、テンポよくカットし間延びさせないこと、またテロップなどです。
動画タイトル
動画タイトルについては、「文字数」「動画との関連性」「使用するワードの選定」の3ポイントが大事だといえます。 まず文字数については、YouTubeをスマートフォンで見る際にすべて入りきる全角28文字を目安に作成しましょう。タイトルは100文字まで入れることが可能となっていますが、視認性などの観点から短く分かりやすくを意識しましょう。
続いて動画との関連性ですが、視聴数を稼ぐために動画と関連性のないタイトルにすると、虚偽のエンゲージメントに関するポリシーに該当するとして、最悪の場合アカウントを削除されてしまいます。視聴者からの信用を得て長期的にチャンネルを見てもらうためにも、動画と関連性の高いタイトルにすることをお勧めします。 最後に使用するワードの選定ですが、いわゆる「バズワード」や、サジェストキーワードを使用することを意識しましょう。バズワードとは、「必見」「衝撃」「神回」など、視聴者のエンゲージメントを高めるワードです。ただ、毎回バズワードを使用してしまうと、いわゆる「釣り」のアカウントと思われてしまうので、適度な使用を心がけましょう。 また、サジェストキーワードとはあるワードと関連して検索されることが多いワードです。 サジェストキーワードの調べ方は、YouTubeの検索窓でワードを打てば表示されます。 例えば「不動産」と検索した際、次のようにサジェストワードが表示されます。
このように、「アパートの不動産投資」や「不動産投資の始め方」などが多く検索されていることがわかります。そのため、タイトルや動画の内容はこれらのワードをうまく盛り込まれていることが効率的な視聴数の伸ばし方となります。
タグの設定
最後にタグの設定です。 タグの設定は、自分の動画がどのようなカテゴリーに所属するものなのかをYouTube側に示すために付けておいたほうが良いです。 YouTube側に示すことにより、同様のカテゴリーの動画を見た人に自身の動画をおすすめしてくれる可能性があります。さらに自身のほかの動画にも同様のタグを付けることで自分の動画を見てくれた視聴者に対してさらに自分の別の動画がおすすめ表示される可能性があり、自分のチャンネルで視聴者が回遊してくれる可能性があるのです。
ビジネス系YouTuberの事例
YouTube上にはすでに何万人もの登録者数を持つビジネス系YouTuberがいます。本記事では、その中から4人ほど紹介します。参考にしていただければ幸いです。
マコなり社長
株式会社divの代表取締役を務める傍らYouTubeもやられているマコなり社長。 スピードの速い説明ながらも結論から端的に説明してくれるのでとても理解しやすいです。さらに動画の内容も多くの社会人に響くような内容となっており、見ながらドキッとされた方も多いのではないでしょうか。
ホリエモンチャンネル
堀江貴文氏が、時事ネタを独自の視点で解説するコンテンツなどを配信しているYouTubeチャンネルで、多くの事業を経験されてきた堀江氏だからこそできる解説は、深みがあり非常に示唆に富んでいます。
中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY
持ち前の明るさと板書を使用した分かりやすい言葉での説明が特徴の「教育系YouTuber」。 話題の書籍や映像作品をもとに、わかりやすく事象を解説してくれるため、一定の信頼度がありその日から実践することができ、とてもためになります
サラためさん【サラリーマンYouTuber】
YouTuberになるには顔を出さなければいけないのか、と不安を抱いている方も多いと思いますが、出さずとも多くの登録者を抱えるYouTuberもいます。 仕事の都合上顔出しをはばかられる方も多いと思いますが、ご安心ください。
最後に
いかがでしたか? 今や多くのアクティブユーザー数をほこる、YouTube。 ユーザーは多いし、無料だけど何から始めれば良いのか分からないという方も多くいるかとは思いますが、今回は始める際に気を付けるべき6つのポイントを紹介しました。
タッチスポットでは、YouTubeを含めマーケティング全般を支援しています。 さらには、YouTubeでは表現できない、視聴者との相互コミュニケーションを得意とするインタラクティブ動画の企画立案・制作も行なっております。 「触れる動画・インタラクティブ動画とは?メリットや事例をわかりやすく解説」はこちら
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