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ハラスメントは社内での認識のギャップを可視化することが必要!「Gap Graph」新登場!
属性や人格を否定し相手の尊厳を傷つける行為、通称「ハラスメント」。中にはハラスメントによって自殺してしまう人がいるなど、非常に深刻な問題として注目されています。 そのため、どの企業にも社内でハラスメントが起こらないような対策が求められています。しかし受け手側の感じ方次第であることもあり、定義が曖昧なため対策が難しいのが現状。 そこで、社内メンバーの「ハラスメントに対する認識のギャップ」を測れるサービスを紹介します!
ハラスメントの対策で大事になるポイントとは?
ハラスメントが起こると企業にどのような損失があるのか?
社内で起こり得るハラスメントは、セクシャルハラスメントやパワーハラスメント、モラルハラスメントなど様々あります。 ハラスメントが発生すると、被害者はもちろん会社には次のような損害が発生してしまいます。
職場全体の生産性悪化
ハラスメントが発生すると、被害者はもちろんのこと周囲の従業員もモチベーションが低下し、集中した作業ができずミスや作業効率低下など、職場全体の生産性が悪化してしまいます。
帰属意識の低下による退職者増加
ハラスメントが社内で発生すると、職場の雰囲気が悪化するだけでなく会社に対する信頼感が低下してしまいます。そのため被害者が退職してしまった際、最悪の事態として連鎖的に退職者が増えてしまう可能性もあります。
企業イメージの低下
ハラスメントにより、被害者が自殺をしてしまい、勤務していた企業が記者会見を行う、というケースもあります。
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そうなると当然テレビや新聞などのメディアで「ハラスメントが起きた企業」として社名が世の中に広まるわけです。 また仮に記者会見をする事態にならなくとも、ハラスメントが常態化し、それによる退職者がいれば口コミで「ハラスメントが起きていた」として社名が広がります。
そのため、帰属意識低下により社員が辞めても、新しく入ってくる人は減り、人材不足に悩まされる可能性が高まります。
ハラスメント対策のポイントとは?
ハラスメントの対策として、一般的には
・相談窓口の開設
・就業規則への明記
・イーラーニング等の社内研修
などがあります。
ただハラスメントは、受け手側の感じ方に依存する部分もあります。そのため、企業によってハラスメントの基準は少し異なります。
さらに加害者側においては、自身がしている行為がハラスメントであると全く気づいていない場合があります。 加害者が無自覚であることの背景には次のようなことがあります。
・自分の価値観を一般化してしまっている
こういった人には「〜べき」思考が強く、被害者が自分が思う「〜べき」から外れてしまうと、怒りを感じてしまうこと
・「厳しい指導=部下の成長」と思っている
部下がミスした際、本来は何が原因かを探り一緒に解決に導くのが本来の指導です。
しかし厳しい指導をすれば同じミスをしないと思っている人は、それがハラスメントにつながる可能性があるとは思っていない可能性があります。
これらの背景により、ハラスメントの予防は「社内と比較した、個人のハラスメントへの認識のギャップを可視化」した上で、加害者に対してそのギャップをもとに、自分がハラスメントをしていた可能性があると自覚させることが予防につながるのです。
次では、既存の研修や啓発ではなかなか対策しにくい無自覚のハラスメントの抑制に寄与する新サービス「Gap Graph」について紹介します。
ハラスメントに対する認識のギャップを可視化する新サービス「Gap Graph」とは!
先ほどは、無自覚にハラスメントを行う可能性のある人に対しては、ハラスメントに対する認識を周囲と比較させることが大事だと説明しました。 ここでは、そういった背景をもとにこの度株式会社アイ・イーシー様と共同開発した新サービス「Gap Graph」について紹介します。
今までにない形でハラスメントの抑制に貢献!「Gap Graph」とは!
本サービスはインタラクティブ動画を使ったハラスメントに対する認識のギャップ可視化サービスです。映像内で視聴者に「ハラスメントかもしれない」と感じたタイミングでボタンをタップしてもらうことで、言葉や行動、表情などその視聴者がどの部分をハラスメントと認識したかを計測します。
ここで計測されたデータは、性別や年齢など個人の属性と紐づいて蓄積され、ユーザーは自身のハラスメントに対する認識と、世間の認識とのギャップを、年齢や役職、性別、業界、エリアごとに比較することが可能となります。 これにより、各従業員および管理者で次のようなことが可能となります。
各従業員
無自覚にハラスメントをしていた可能性や、一方でハラスメントに過剰反応していた可能性に気づけること
管理者
実施後の計測データをもとに、社内環境に応じたより効果的な自社内でのハラスメント予防策を立てること
「Gap Graph」で実現することとは!
ここまではGap Graphのサービス内容についてご説明しました。 ここでは、このサービスによりどのようなことが実現するのか、可能となるのかについて紹介します!
1.「ハラスメント」に対する認識を可視化し、自覚のないハラスメントを減らすこと
基準が人により異なる、かつ目に見えない「ハラスメント」に対する認識を、定量的に比較できることで、特に世代間・性別間で起こりやすいハラスメントを抑制できます。
2.より本心に近い回答を集めること
全員に同じ質問をするような従来の研修とは異なり、「ハラスメントかもしれない」と感じたタイミングでいつでも選択できるため、より本心に近い回答を集めることが可能となります。
3.ハラスメント発生による企業価値の損失を未然に防ぐこと
社内でのハラスメントに対する認識のズレに対し、より具体的な対策を立てることができ、ハラスメント発生を未然に防ぐ可能性を高めることができます。
インタラクティブ動画とは?
インタラクティブ動画とは、「動画でできること」と「Webでできること」を組み合わせ、視聴者が動画視聴時にリアルタイムでアクションを起こすことが出来る動画です。
動画内に視聴者がタップすることができるボタンを設置することで、ボタンの選択にあわせたストーリー展開や、気になるポイントの詳細表示などが可能となります。
また、視聴者の選択を計測できるため、視聴者がどこに興味を持っているのか/持っていないのかを可視化することができます。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
無自覚のハラスメントが発生する前に更なる対策を!
ここまでハラスメントにより引き起こされることや、発生させないための対策ポイント、さらにはなかなか抑制しにくい無自覚のハラスメントに対してどう対応していくか、抑制に効果的な新サービスのご紹介をしました。 ハラスメントは発生してからでは遅いからこそ、被害者をださず、企業全体が損失をださないためにも今からできることを着実に行って参りましょう。