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インタラクティブ動画とは?仕組みと今すぐできる簡単な作り方を紹介!
視聴維持率やコンバージョン率が高いとされ、最近注目されてきている「インタラクティブ動画」。しかし興味はあるけど仕組みや効果の出る作り方が分からず製作に踏み切れないというような方もいるかと思います。 ただ、実はインタラクティブ動画は一般的な動画と比べて製作の際に目的に合わせた構成をしやすいことや、プラットフォームを使えばインタラクティブ動画化することも簡単で、意外と製作ハードルは高くありません! そこで今回はインタラクティブ動画の作り方を中心に、そもそもの仕組みやメリットについてご紹介します。
インタラクティブ動画とは?視聴者の興味に合わせた展開が可能!?
インタラクティブ動画とは、「動画でできること」と「Webでできること」を組み合わせ、視聴者が動画視聴時にリアルタイムでアクションを起こすことが出来る動画 です。
動画内に視聴者がタップすることができるボタンを設置することで、ボタンの選択にあわせたストーリーの展開や、気になるポイントの詳細表示などが可能となるため、視聴者の動画視聴に双方向性を生みます。 そのため、視聴者の能動的な動画視聴による理解の促進が可能になることで、送り手のメッセージを最大限視聴者に伝えること ができるのです。
また、インタラクティブ動画では動画内での、視聴者の行動ログを細かく計測することが可能 です。例えば下の恋愛偏差値を診断する事例では、どれ程の人が、初めてのデートでどこに遊びに行くか、などを計測することが可能となります。
\インタラクティブ動画について詳しくはこちら/
参考にしたい事例を紹介!
続いて、参考にしたいインタラクティブ動画の事例についてご紹介! 実際に体験できますので、ぜひ触ってみてください!
第一カッター興業株式会社様-採用事例として
実際の機材を用いてカッコよく、ユーモアのある形で会社をアピールした活用事例です。一般的な動画マーケティングであれば、ここで流れている内容を全部見せるとなると相当な時間になってしまいます。しかしご覧いただくとわかるように、左上のチャプターボタンから、視聴者自身が見たい内容だけを選択して視聴できます。 この 選択して視聴するという能動性 と、見たいシーンを選べることにより、視聴者の離脱率低下と深い理解促進が可能 となり、結果として 採用効率3倍 という実績を出すことができました。
アンファー様-販売促進動画として
視聴者のお悩みに合わせて商品を訴求した事例となります。頭皮のお悩みについていくつか質問し、その回答により視聴者に合ったスカルプD商品が提案されるので、広告ですが違和感なく購入ページにつなげることができます 。
外務省様-教育動画として
外務省のODAの活動内容を説明したインタラクティブ動画事例になります。RPGゲームのようにキャラクターとユーザーで会話する形 で、視聴者に進めてもらうことで動画に引き込み、意外と知られていないODA(政府開発援助)についての理解を促進させるインタラクティブ動画。
気になるインタラクティブ動画の製作手順とは?
インタラクティブ動画を作る目的を設定する
動画を見てくれたユーザーにどのような行動を起こしてほしいのかをまず設定します。この前提となる目的を設定することで、その後どのような選択肢を用意し、どのようなシーン展開をするのかなどが定まり、より効果的なインタラクティブ動画の制作ができます。
一般的な動画だと映像画質やテンポ、魅せるポイントなど、映像自体の魅力が特に大事になってきます。一方で、インタラクティブ動画では、視聴ターゲットに合わせて選択肢を置くこと自体にも、エンゲージメントをあげる要素があるため、製作ハードルは少し下がります。
コンセプトを決定する
目的が決まれば、次はコンセプトです。ターゲットとなるユーザーにどのような導線で動画に参加し、コンバージョンしてもらうかを決めます。コンセプトを決めることで、ターゲットに対する訴求ポイントがより明確化します。
どういう展開にするのか
インタラクティブ動画は、視聴者の興味関心に合わせたシーンの展開により、深い理解を促進させ、高いエンゲージメントとコンバージョンを発揮できるのが特長です。 そのため、通常の動画では1つのストーリー展開ですが、インタラクティブ動画では視聴者の興味関心に合わせたシーンを考える必要があります。
撮影用の台本
目的やコンセプト、展開が決まれば後は具体的な台本を考えるだけです。ここで重要なことは、インタラクティブ化する際に設置する選択肢などのことを考え、動画内にスペースを置くことを念頭において画角などを決めることです。 スペース感参考
その日に配信することも可能!?インタラクティブ化できる方法3選!
TOCHSPOT MAKER(タッチスポットメーカー)
”誰もが使える「カンタン」に特化” がモットーのインタラクティブ動画制作ツール。PowerPointやkeynoteを使用するような使い心地で、直感的な操作で誰でも最短5分で制作することが可能 なのが特長。さらに、企画・制作に自信がない方でも専属の企画チームによるサポートを受けられるので、安心してご利用いただけます。
Adobe Captivate
Adobe社が提供する、リッチなインタラクティブ動画を作成できるソフト。ソフトさえあればご自身で自由に何本もインタラクティブ動画を製作することができ、e-ラーニングでクイズ形式の研修動画として用いることや、既存の資料をよりコンテンツ化することに向いています。 しかし、企画から全て考えなければならないので、企画製作の慣れや社内リソースに依存してしまう点で若干のデメリットも存在します。 Adobe Captivateは こちら
YouTube
実はYouTubeでも簡易的にインタラクティブ動画を作ることは可能なんです! 実際のインタラクティブ動画のような、視聴者の選択によるシーン展開やポップアップ表示などはできませんが、YouTubeなので無料で制作できるという点でハードルが下がります。 また、他の動画への誘導やアンケート機能、外部リンクへの誘導が可能で、自身のチャンネル全体の再生回数を上げることや、アンケートによる以降の動画内容のPDCAを回しやすいというのが特長です。
YouTubeでのインタラクティブ動画の詳しい制作方法とメリットはこちらで解説しております!
意外と制作ハードルの低いインタラクティブ動画、今のうちから始めませんか?
いかがでしたでしょうか?今では制作ツールも増え、より簡単にインタラクティブ動画を使いやすくなっています。 インタラクティブ動画では、視聴者に選択させシーン展開がなされるからこそ、導線の誘導をより考えやすいため、自身で制作するには意外とハードルは高くないのです。 今では Disney や Nike、Netflix など海外では多くの企業が使っているものの、日本ではまだ浸透しきっていないインタラクティブ動画。 ぜひ今のうちから制作し、他社と差別化を図ってみませんか? 迷っている方、ご不明点ある方、ぜひお気軽にご相談ください!