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CTR10%!?CTRを上げやすいインタラクティブ動画とその理由を解説
広告運用をしていて “CTRが上がらない…” という悩みを抱えていませんか? CTRが高い広告の作成は難しく、悩みを抱えていてもそれを改善する方法が分からないという方は多いと思います。そのため、今回はCTRが高いと言われている動画広告の中でも、特に効果が見込める「インタラクティブ動画」をご紹介します。インタラクティブ動画とはどういうものなのか、なぜCTRをあげられるのか、について詳しく解説します。
クリック率(CTR)とは
広告におけるクリック率(CTR:Click Through Rate)とは、インプレッション数(広告の表示回数)のうちクリック数の占める割合のことです。つまり、広告の表示回数に対してクリック数が多ければ多いほどクリック率は高くなるということです。
CTR=クリック数÷インプレッション数
CTRは上記の式で求められ、その広告にどれくらいの人が興味を示したのかという指標になることからインターネット広告に対して主に用いられます。 動画広告においても重要な指標であり、CTR(動画広告の表示回数に対して動画がクリックされた割合)が高いものは、広告としての価値が高いと判断することが出来ます。
【参考文献】クリック率 (CTR) とは?検索結果のクリック率を改善する4つのポイント
CTRが上昇する際のメリット
クリック率の上昇により多くのユーザーにその広告を訴求できるという点があります。広告を配信する際には、もちろんコストがかかります。同じコストをかけて作成・運用をしている広告の場合、クリック率が高い広告の方が、費用対効果が高いと言えます。
さらに、クリック率が高いとユーザーの好みに合った良い広告だと認識され、広告掲載順位が上昇して益々見られる広告となることができます。広告掲載順位が上がることで、さらにユーザー流入数が増えていくという、良いサイクルができます。
現在の広告業界のクリック率の基準!
【参考文献】今注目の動画広告とは?活用メリットと今すぐ始めるべき業界を解説
上記の図のように広告業界のCTRの平均は0.5%に満たないことが多いです、最も高い動画広告は0.42%となっています。テキストと画像だけでは伝えられる情報に制限があるバナー広告に対して、動きのある映像と音を通じて多くの情報を入れ込むことが出来る動画は、ユーザーの興味を喚起するためCTRが高いと考えられています。
CTR上昇に効果があるインタラクティブ動画とは
インタラクティブ動画とは動画内に視聴者がタップすることができるボタンを設置し、視聴者が動画視聴時にリアルタイムでアクションを起こすことが出来る動画です。ユーザーに今までにはない新しい動画視聴体験をもたらしているとして、近年話題を呼んでいます。
当社の事例で、動画広告とそれをインタラクティブ化しただけのものを比較して、ABテストを行った際のCTR値(動画再生に至った数)を計測すると下記の図のような結果を記録しました。
【ABテストの際の数値比較】
インタラクティブ動画は同じ広告内容であっても、通常の動画よりも遥かに高いCTRをあげられることが判明しました。
なぜインタラクティブ動画はCTRを上昇させられるのか
広告のクリック率をあげる際には、ユーザーの興味をどれほど引けるのかという点が重要です。
圧倒的な情報量
ユーザーにその広告の遷移先において、求めている多くの情報を得られるのかという点が伝わらなければ、広告をクリックさせることは困難です。この情報を効率的に伝えることが現在の広告には必要不可欠です。インタラクティブ動画ではその機能を用いて、動画内での補足説明を可能にするため、通常の動画以上の情報を入れ込むことが出来ます。
印象的な動画に
インタラクティブ動画は印象的な表現ができることによって、クリック数を増加させられます。テキストや画像だけのバナー広告とは異なり、映像を使用することで音という聴覚的な部分や動きからアプローチでき、動画広告は印象的な効果を与えられます。
それに加えて、インタラクティブ動画は動画をタップするという触覚的な部分や、視聴者自身が見たい動画を選択するという視聴者との双方向性によって、新しい動画視聴体験をもたらし、視聴者に印象付けることが出来ます。
ユーザーに沿った動画作成
インタラクティブ動画は視聴者のアクションによって、知りたい情報を視聴者自身が取捨選択することができるため、訴求できる範囲が狭かった今までの動画とは異なり、多くのユーザーに向けた動画広告を作成することが可能です。つまり、インタラクティブ動画に興味を持つユーザーの幅も必然的に広くなり、クリック率を上昇させることを可能にします。
インタラクティブ動画事例
外務省様
外務省のODAの活動内容を説明したインタラクティブ動画事例になります。RPGゲームのように鷹の爪団のキャラクターと会話する形で、視聴者を動画に引き込むことができた事例です。
東急不動産様
東急不動産「Plug and Play Shibuya」の施設紹介・Q&Aでの活用事例です。実際の施設内を体験することができるため、施設利用のイメージを視聴者に伝えることができた事例です。
インタラクティブ動画のCTR以外の効果
まとめ
インタラクティブ動画は多くの情報量を印象的に表現できることから、他の広告よりも遥かにCTRをあげることを可能にしています。ユーザーに新しい動画視聴体験をもたらすことことから、インタラクティブ動画はクリック後のアクションにもつなげることを可能にします。クリック率上昇に効果があるインタラクティブ動画を新規顧客獲得のために、導入してみてはいかがでしょうか。