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視聴完了率84%!最後まで見てもらえるインタラクティブ動画の秘密を解説
動画広告において良い動画広告か判断するための指標として用いられのが「視聴完了率」です。近年YouTubeの普及によって、動画広告はスキップされるようになりました。動画広告において冒頭部分しか見られなかった場合、広告が視聴されたとは言い難いです。 そこで今回は、視聴完了率が非常に高い「インタラクティブ動画」をご紹介します。なぜ視聴完了率が向上するのか、その理由について事例を挙げながら解説していこうと思います。
動画広告の視聴完了率
視聴完了率とは言葉の通り、再生数の中で動画が完全視聴された割合を表します。視聴回数が多くても動画を最後まで視聴されていなければ、動画作成時の意図とはかけ離れた結果になり、目的の達成に至らない動画になってしまいます。 そのため、視聴完了率が低いと動画広告としての効果は最大限に発揮出来ているとは言い切れません。
動画広告の視聴完了率の平均値
文章よりも短時間に多くの情報量を入れ込めるとして、ユーザーの関心を引きやすいと一般的に言われている動画広告であっても、視聴完了率の平均は1%台に留まっており、動画広告は離脱されやすい傾向にあります。特にFacebook広告では、3秒の時点で7割以上が離脱していると言われています。
【参考文献】再生3秒以内に7割が離脱か。大手SNSのアウトストリーム動画広告の視聴傾向
視聴完了率の向上に効果があるインタラクティブ動画とは
インタラクティブ動画とは動画内に視聴者がタップできるボタンを設置し、視聴者が動画視聴時にリアルタイムでアクションを起こすことが出来る動画です。この今までにない新しい視聴体験はユーザーの動画理解を促進させ、エンゲージメント(ブランドとユーザーの親密さ)やコンバージョンの増加など様々なメリットをもたらすことが出来ます。
なぜインタラクティブ動画は視聴完了率を増加させられるのか
視聴者の興味を引く双方向性
通常の動画広告は配信されたものを見るだけの受動的な行為であり、視聴者の興味・関心にそぐわない場合、すぐに視聴をやめてしまうケースが多いです。 しかし、インタラクティブ動画は動画内をタップできるボタンを設置することによって、視聴者の能動的なアクションを促し、ユーザー参加型の新しい動画広告にすることが出来ます。
長時間の視聴をリセット
長い動画であっても動画の途中に選択肢が現れることで、視聴者自身が動画をタップをして場面を選択するという能動的なアクションを行うため、一旦視聴がリセットされます。 通常の動画のように、一辺倒で進んでいくだけではないので、同じ内容の動画であってもインタラクティブ動画の方が視聴者を引き付け、集中した視聴が続きます。
ターゲットに合わせた動画の作成
インタラクティブ動画には、動画内で起こる視聴者1人1人沿った動画を提供することが出来ます。「この服どこのブランドだろう?」や「このお店行ってみたい」などの疑問や関心に対して、動画内で選択できるようにすることによって、視聴者自身が欲しい情報を取捨選択することができます。 それによって、通常の動画よりも視聴者の視聴意欲を増加させ、動画理解の促進まで繋がります。
視聴完了率が高いインタラクティブ動画事例
スクエアエニックス様
ファイナルファンタジーの動画内でゲームのアイテムをゲットできるキャンペーンおいて、85%以上の視聴完了率を計測した事例です。
外務省様
外務省のODAの活動内容をシミュレーションゲーム感覚で説明し、視聴完了率が68.6%を計測した事例です。
視聴完了率以外の効果
まとめ
インタラクティブ動画はユーザーの興味を引く双方向性を持った動画広告を提供できるため、長い動画であっても関心が薄れないまま、視聴完了につなげることを可能にしています。この視聴完了率が高いことは通常の動画よりも動画の理解促進やコンバージョンの増加などの効果を発揮でき、企業が掲げている目標への到達に繋がります。是非このインタラクティブ動画の活用を検討してみてはいかがでしょうか。