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インタラクティブ動画は採用活動に最適?エントリーが2倍になる秘密を解説
2020年3月卒業予定の大卒求人倍率(採用枠数÷就活生の数)は1.83倍で、採用の現場においては学生に優位な売り手市場が2015年以降続いています。そんな中、多くの企業は自身の会社にあった人材を欲しています。しかし、どうすれば自社にあった新入社員を獲得できるのかと疑問を抱えている企業や採用担当者の方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、エントリーを促進させ、企業とのミスマッチを防ぐことができると話題の「インタラクティブ動画」についてご紹介します。
採用動画とは
採用動画の目的とは?
採用動画は企業の求人広告やインターンシップ制度などの採用活動のうちの一つであり、自社のエントリー(応募)数を増加させる目的で作成されています。
前述の通り、近年では学生に有利な売り手市場が続いています。そのため、数多ある企業の中からいかに自社を知ってもらえるかという認知向上の目的のために使用していることが多いです。
さらに、自社とマッチした人材を獲得するため、エントリー数増加という目的のためだけではなく、企業理念などを理解した上でエントリーしてもらえるように、他社との差別化として自社のブランディング要素をより取り入れた動画を作成している企業もあります。
求職者が採用動画に求めるもの
求職者にとって、その企業に入りたいと思う最大の要因は“自分に合った仕事ができるか”という点です。そのため、求職者はその会社が出している情報を基に自分にその会社が合うのか、合わないのかを判断します。求職者に伝わる情報が多いほど、企業への信頼と安心からエントリーに繋がるため、採用動画においてはどれだけの情報量を伝えられるのかがカギとなっています。
採用動画のメリット・デメリット
ただ採用動画を作成するだけでは、意図せず採用動画のデメリットの部分が働いて、効果が上がるどころかマイナスイメージになりかねません。そのため、採用動画を作成する際にはそのメリットとデメリットを把握しておく必要があります。
採用動画のメリット
言葉では伝わりきらない企業の雰囲気を伝える
求職者にとって就職は今後の人生を左右する大事な決断であり、その職場の雰囲気はエントリーの際の非常に重要な要因としてあげられます。しかし、求人広告や合同説明会などにおいて、文言や口頭で説明されただけでは、雰囲気まで掴むことは困難です。動画という、動きのある映像と音によって、会社の雰囲気を伝えることができます。資料だと読み飛ばしてしまいがちな、組織風土や独自の強みのような部分も映像を用いることで、確実に求職者に届けることができます。
職場で働くイメージがつきやすい
企業の雰囲気を知ることによって、求職者自身が働いでいる様子をイメージすることができます。普段であれば、立ち入ることのできないオフィスの様子や実際に働いている社員の様子などを知ることによって、“その会社で働く”というイメージを明確にすることができます。職場の雰囲気を上手く映像化することができれば、求職者のエントリーへの意欲向上や入社後のイメージのズレを防ぐことに繋がります。
印象に残りやすい
動画であることによって、映像と音声によって多くの情報量を伝えられることから、文章よりも印象に残りやすいです。求職者の印象に残ることは、多くの企業の中から応募につながる可能性が高いと言えます。特に会社説明会などで実際に社員と近くで顔を合わせて話すことは難しいですが、インタビュー形式のQ&Aなどで、映像を通して社員の顔や声がはっきりと認識できることも印象への残りやすさの一つです。
採用動画のデメリット
長い動画は見てもらえない
企業にとっては、自社の雰囲気を伝える絶好の機会のため、情報を詰め込もうとして動画が長くなってしまう場合があります。しかし、求職者はスキマ時間でその動画を視聴するため、時間が長いと最後まで見てもらうことが出来ず、本当に訴求したい内容が見られずエントリーまで繋がらない可能性もあります。
伝え方次第でイメージダウンに繋がる
求職者にとって、その動画は会社に興味を持つきっかけであり、動画一つで印象も変化します。そのため、求職者が求めている情報を上手く入れ込めていない企業本位の動画は、求職者側に安心を持たせるどころか、不信感を抱かせてしまう場合があります。一度不信感を抱いてしまった会社に入ろうと思う人は少ないため、できるだけ求職者にあった動画を作成する必要があります。
ありのままを伝えないとミスマッチに繋がる
求職者が入社前に想像するイメージと実際の入社後にギャップがあった場合、それが原因でミスマッチに繋がってしまいます。そのため、企業が自社のイメージをより良く見せようと、良いところばかりを切り取って動画に盛り込んでしまうと逆にそれが社員を離れさせる要因となり、企業の不利益となってしまう場合があります。
【参考文献】採用動画を活用する4つのメリット【2020年版】実際にある採用動画で効果を解説 | 採用WebマLabo
採用動画に最適なインタラクティブ動画とは
インタラクティブ動画とは
インタラクティブ動画とは動画内に視聴者がタップすることができるボタンを設置し、視聴者が動画視聴時にリアルタイムでアクションを起こすことが出来る動画です。ユーザーに今までにはない新しい動画視聴体験をもたらしているとして、近年話題を呼んでいます。
視聴者のタップという、アクションをもたらすことができるという双方向性によって、視聴者の興味・関心にあった動画を提供することができ、多くの求職者に対しての訴求が可能なインタラクティブ動画の、採用動画への活用が近年増加しています。
インタラクティブ動画はなぜ採用に効果的なのか
視聴者視点の動画に
インタラクティブ動画を用いることで、視聴者に選択肢をタップするというアクションを促すことができるため、視聴者の興味・関心に沿った採用動画を作成することができます。視聴者自身が欲している情報に対して直接アクションを起こして、情報の取捨選択ができるため、企業側の伝えたい事と求職者が知りたい情報をマッチさせて最適な動画の作成が可能です。
ミスマッチを防ぐ
実際に企業を「体験」しているような形で職場の雰囲気や社員の様子、仕事内容まで深く知ることができます。それによって、通常の採用動画以上に求職者と企業のイメージをすり合わせることが可能なため、採用後にイメージとのギャップでミスマッチが起こってしまうことを防ぐことが出来ます。
例えば、例えば設問に答えながら動画を進めていくことによって、適職診断など求職者の興味を増加させるような双方向性のコンテンツを作成することなどもでき、実際の仕事に対してのイメージを膨らませることができるようになります。
エントリーに直結
動画内に常にエントリーページや企業の詳細まで遷移できるボタンを設置することによって、動画視聴時に求職者が感じたこの会社に入りたいという、意欲を逃さずにエントリーを誘導出来ます。この求職者の遷移プロセスの低減によって、エントリーまでのハードルを下げ、多くの就職希望者を獲得することが出来ます。
視聴時間の増加
長い動画であっても動画の途中に選択肢が現れることで、視聴者自身が動画をタップをして場面を選択するという能動的なアクションを行うため、一旦視聴がリセットされます。通常の動画のように、一方的な情報伝達ではなくなるので、同じ内容の動画であってもインタラクティブ動画の方が視聴者を惹きつけ、集中した視聴が続きます。
つまり、自社の情報を多く詰め込んだ採用動画であっても、最後まで見られる可能性は非常に高く、インタラクティブ動画自体の視聴完了率は高い数値を記録しています。さらに、インタラクティブ動画の目次移動機能を活用することで、動画のチャプターごとに視聴者が選択したシーンごとに視聴が可能なため、求職者のスキマ時間の活用にも効果的です。
インタラクティブ動画活用事例
第一カッター興業様
第一カッター興業の採用動画で若者に馴染みのない土木業界を実際の機材を用いてカッコよく、ユーモアのある形でアピールした活用事例です。知りたい情報に直接アプローチできるようにしたことによって、既存の2倍近くのエントリーにつながった事例です。
PRESAS様
PRESASの採用動画での活用事例です。各分野で実際に働いているスタッフを選択して、そのスタッフの声が聞ける動画によって、働く店舗や仕事内容などの実際のイメージをユーザーに持たせ、エントリー数が増加した事例になります。
他分野での活用シーン
まとめ
採用動画には職場の雰囲気を伝え、求職者の印象に残るというメリットがある一方、動画が長いと見られないであったり、企業視点の動画になってしまったりなど、デメリットも存在しました。しかし、インタラクティブ動画を活用することによって、従来の動画のデメリットを払拭させ、エントリー数を増やしてミスマッチを減らすことを可能にします。このために、是非インタラクティブ動画を自社の採用動画に活用してみてはいかがでしょうか。