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動画からワンタップで購入へ!インタラクティブ動画で新しい買い物体験
“Amazonや楽天などでの商品の購入”や“宿や飲食店の予約”などをパソコンやスマホで行っているという方は非常に多いのではないでしょうか。このようにインターネット上での売買を行うビジネスを「Eコマース(EC)」と呼びます。近年、このEコマースに動画が活用された「動画コマース」という形態もよく見られるようになってきました。 そこで今回は、動画からの直接購入ができ、利益に直結すると話題の「インタラクティブ動画」を用いた動画コマースをご紹介します。
インターネットを活用した購買活動「Eコマース」が成長
Eコマースが普及した背景には通信の発達やスマートフォンの普及による、インターネット利用者の増加があげられ、様々な場面での活用がされています。市場規模は年々増加し、Amazonなどのプラットフォームのみならず、自社でECサイトを運営している企業も多く見られるようになりました。
Eコマースには、時間や場所にとらわれず、いつでも商品を手に入れられるといった買い手側のメリットの他に、”世界中どこの顧客に対しても商品が売れる“、“店舗設置の維持費がかからない” など売り手側にもメリットがあることから、今後もさらに拡大が見込まれている市場です。
【参考文献】Eコマースとは?成長を続ける市場規模とECのメリット
動画を使った商品アピール「動画コマース分野」の発展
動画コマースとは
Eコマースにおいて、商品の紹介や説明を動画を用いて行い、販売を促進させようとする手法のことを動画コマースと言います。インフルエンサーなどが生配信によって、商品の販促をするライブコマースとは異なり、時間に縛りがないことが特徴です。
従来のEコマースではテキストと写真のみでしかその商品の詳細を伝えることが出来ず、商品利用シーンなどが想像できないなどの理由から購入に至らないというケースがありました。しかし、動画を用いることによって購買を検討している視聴者に対して、効果的な商品のアピールができるとして注目されています。
動画コマースのメリット
商品を魅力的に伝える
テキストや写真では伝わりにくい商品の情報やニュアンスなどまで、動きのある映像を用いることで、細かく伝えることができます。詳しい説明や商品に込められた思いなどの魅力を分かりやすく、視聴者へダイレクトにうったえかけることが出来ます。
視聴者に使用シーンを想像してもらえる
商品やサービスの実際の使用シーンや使い方の説明などを動画を用いて紹介することによって、視聴者が自身で具体的な利用シーンを想像することができます。ユーザーが使用シーンを明確にして、商品とユーザーのミスマッチを防ぐことによって、購入へのハードルを下げる効果があります。
SNSでシェアされやすい
テキストや写真と比べて動画の方が多くの情報を伝達し、視聴者の共感や関心を得ることができることから、動画コンテンツはシェアされやすいという特長があります。シェアされることによって、多くの人の目に触れるようになり商品の認知向上にも繋がります。
動画コマースのデメリット
気になる商品への直接的なリーチが出来ない
通常のEコマースの場合、消費者がチェックしたい商品までページをスクロールしていくことができますが、動画一つでは商品の紹介順などを入れ替えることは出来ず、その視聴者に合わせた商品を紹介することは出来ません。そのため、目当ての商品の情報が映像として流れるまでの時間で視聴者に飽きられてしまう可能性があります。
【参考文献】 動画コマースとは?ライブコマースと違う?【徹底解説】
動画コマースに最適な「インタラクティブ動画」とは
インタラクティブ動画とは
インタラクティブ動画とは動画内に視聴者がタップすることができるボタンを設置することで、自発的なアクションを促し、双方向的なやり取りが出来る動画です。ユーザーの動画理解を促進させ、エンゲージメントやコンバージョンの増加など様々なメリットをもたらすことが出来ます。
動画内で気になった商品に対して、動画から直接購入フローに移ることが出来るという視聴者の新しい買い物体験をもたらすことができます。インタラクティブ動画はウィンドウショッピングをしているのと同じような感覚で、動画を視聴しながら購入ができることから、新しい動画コマースの分野としてその地位を確立しつつあります。
インタラクティブ動画のメリット
見たい部分の選択
従来の動画コマースの場合、見たいところを見たい順番でチェックすることは出来ず、欲しい商品の説明まで動画を視聴しなければなりませんでした。しかし、インタラクティブ動画は視聴者が気になった商品をタップして選択することによって、その商品部分の紹介だけを見ることが出来ます。そのため、視聴者は知りたい情報に対して能動的で直接的なアプローチが出来る様になります。
買い物プロセスの低減
インタラクティブ動画において最も動画コマースに適している部分は、動画から直接その商品が買えるという点です。今までの動画の場合、動画視聴で起こった購入意欲をその場で形にすることが出来ず、一度動画を閉じなくてはならないという弊害がありました。しかし、インタラクティブ動画は動画上の商品をタップすることで購入に繋がるため、直感的なコンバージョンを促し、直接的な利益につなげることを可能にします。
商品理解を向上
動画によって使用シーンのイメージを想像させることはもちろん、通常の動画では入れ込めない詳細な説明部分もポップアップのような形で表示ができることによって、商品の理解度を向上させることにも貢献できます。
ついで買いの促進
逆に、目当てのもの以外の購買活動も促進させることができます。インタラクティブ動画の双方向性を用いることによって、動画内のシーンに合わせて様々な商品を配置し、商品とリンクしたタップできるボタンを設置することができます。これによって、ウィンドウショッピングのように動画を視聴しながら、気になった商品だけをチェックすることも可能です。
動画から直接のアクションが可能なインタラクティブ動画事例
大丸松坂屋百貨店様
大丸松坂屋百貨店のデパートコスメの販売促進と企業ブランディングのために活用した事例です。動画内の使用シーンを見て、視聴者が欲しいと思った商品部分をタップすることによって、商品購入へとつなげた事例です。
サイバー・バズ様
サイバー・バズのプレゼントキャンペーンに活用した事例です。直接の販売促進ではないですが、気になった商品をタップすることでキャンペーンに参加でき、直感的なアクションを促進させた事例です。
他分野での活用シーン
まとめ
インターネット上での売買が増えた現代では、自社の商品を販促させようと多くの企業が販促用の動画を作成するようになってきました。この様な動画コマースは視聴者に使用シーンをはっきりとイメージさせることで、購買意欲を向上させることが出来ます。この様なメリットに加えて、インタラクティブ動画を用いることで視聴者に新しい買い物体験をもたらすことが可能です。是非、触れる動画を自社の動画コマースに活用してみてはいかがでしょうか。